FC2ブログ

引っ越し!

こちらに引っ越します。
スポンサーサイト



生物

相変わらず、入りにくい。

週末に大阪に行った際に購入した弁当、「なまもの」を「生物」と書いてあった。

なまもの

私のPCの文字変換では、「なまもの」で「生物」は出るが、「いきもの」だと出ないことが判明。知らなかった。

不調

なぜか、ここ数日、このサイトへ入りずらくなっている。数日たっだが状況はあまり改善されていない。

ここ数日で、コシビロについて、多少の進歩があった。

まず、学生の頑張りで西表島の瓶分け作業が終了。予想通り1500本を超えてしまった。これだけの数を解剖するとなると当分終わりそうにないので、先に長崎の標本に手を出すべきか悩むところ。でも、長崎で見つかった困った形態変異の解決のヒントが、西表島のサンプルから見つかっており、こちらも進めてしまいたいところではある。

もう一つ大きな進歩は、とある国のワラジムシ分類の大御所と共同研究を始めることになった。そして、何通かのメールのやり取りで分かったことは、コシビロの分類は、私の予想していたよりも、はるかに厄介な状況にある、ということ。

アジア全体のレヴューをする必要がありそう。1、2年では決着がつかないかも。

そして、思わずメールのノリ、スロヴェニアで会いましょう、と書いてしまった。行こうか悩んでいたが、これで行く決心がついた。3月1日がアブストの締切。

今日の夜8時から新しい卒業研究が始まる。面白い結果が出ると良いけど。

オカダンクッキー

京都大学名誉教授、渡辺先生著の土壌動物の新刊。

土のなかの奇妙な生きもの土のなかの奇妙な生きもの
(2011/02/01)
渡辺弘之

商品詳細を見る


土壌動物の普及書、といった感想。様々な内容をトピック的に扱っている。とは言っても、前半の1/4は、ご自身の専門の一つであった、土壌耕転の話。ミミズだけでなく、プレーリードックやハチもまた土壌の耕転に貢献していることが分かる。

個人的に一番、興味を持ったのが、ヤスデの臭液を顔に浴びたらお岩さんのように腫れた、というところ。ヤスデは様々な化学物質を体表面から出しているが、ここまで危険な物質を出す種がいるとは知らなかった。ちなみに、中国の話です。

あと、サソリモドキが滋賀で見つかっているみたい。これについては、一度、連絡するつもり。

ワラジムシ類関連では、外来種として、オカやクマが出てくる。少し気になる記述があるが、一般向けの普及書と考えれば、十分に許容範囲。青色ワラジムシの話題も出ている。関東地方で多いのでは?と記述しているが、そんなことはないですよ、と3月の学会で発表する予定。

そして、名前入りで私の研究も紹介してくれました。博士課程のときにやっていたオオタニワタリの土壌動物の話。1個のオオタニワタリから2万個体以上の動物を採集しました。

名前

対象としては、土壌動物に興味のない人~興味を持ち始めた人、かな。日本は幸運にも、著者の渡辺先生や青木淳一先生のおかげで、土壌動物の普及書は比較的多い国だと思う。個人的には、もう少し突っ込んだ、とくに、進化的視点の土壌動物の本があると良いな、と思う。

昨日はバレンタインデーということで、こちらを見て、とても気になっていたオカダンクッキー、もらっちゃいました。

ダンゴ
尻
腹尾節が末端に向けて狭くなるのでオカだと分かる。

標本

締切間近書類を一つ仕上げる。学会のニューズレターもとりあえず完成させ、印刷業者に送る。

嬉しいような、嬉しくないような連絡が届く。確実に言えることは、提出書類が増えた。

先日書いたように、長崎のタテジマだと思う個体に、とても厄介な形態を発見してしまったので、すぐにでも解剖して、DNAを調べたところ。

しかし、私が専門にしているBurmoniscusとコシビロは、1個体ずつ瓶に入れ、通し番号を付って管理しており、コシビロについては、現在、卒論で扱った西表島の標本を整理中なので、すぐには長崎の標本に番号を付ることができない。とりあえず、標本番号990まで解剖が終わったが、学生の話しによると最終的には1500ぐらいになるとか。

標本
こんな感じで管理している。veはコシビロの意味で、この標本の後ろにBurmoniscusの標本瓶が2000本以上ある。

長崎の解剖が始められるのは来週以降になりそう。

ちなみに、西表島のサンプルはコシビロだけではない。素晴らしい標本コレクションだと思うので、できるだけ早く種レベルで解析して、論文にしたい。

オバマ

締切間近の書類書きという、とてもつまらない作業が続く。

完全に飽きてしまったので、長崎を回想。

地味な色をした動物が多い土壌動物の中で、派手な動物の代表格がイボトビムシ。今回の調査でも、石の下などで沢山見つけることができた。他のトビムシと比べるとかなり動きが遅いので、この色は警告色だと思うが、視覚に頼る捕食者がいるのだろうか?1mm程度の動物なので、鳥の餌になるとは思えない。

イボ

道路の標識を見ていたら、突然、Obamaの文字が。地名でObamaと言えば、福井県の小浜市が有名になったけど、長崎にもあったのか。地理分布を調べる上では、あまり重要ではないが、学会発表のネタに使えるだろう、というコトで、写真撮りに行ってしまった。来年の大統領選挙で再戦してくれないと、今年しか使えない。

小浜

雲仙

時折、強く雪が降る。車で来たので、積もらないで欲しい。

長崎調査では、最大の目的だった茂木で、あっさり採集に成功したので、どうしても行ってみたかった、雲仙岳に行くことにした。

現在、霧島の新燃岳が噴火しているが、私はむしろ、こちらの噴火の方が印象が強い。あとは、三宅島か。あまり、詳しいことは知らなかったが、雲仙岳というのは三峰の総称で、この写真の山は、この三峰に含まれない平成新山である。この山が一番高い。

平成新山

今から約20年ほど前に大規模な噴火があり、その斜面は火砕流や土石流で削りとられた。少しずつ植生が回復しているな、と思ったら、ヘリコプターで種子を散布しているみたい。早急に植生を回復させ、土壌を安定させるのが目的なのだろう。

ヘリ


現在も周辺は立入り禁止。ということで、近くの展望台付近でワラジムシ類探しをしてみる。分散力の大きな種が定着するだろう、という考え。予想どおり、オカダンゴムシとヤマトサトワラジムシのみが見つかった。ただ、標高が500mを超えているので、コシビロには寒いのかも。

サト

路肩に鳥の遺体を発見。図鑑で調べた感じだと、ジョウビタキの雄かな?道路を横切ろうとして車にぶつかったのだろう。まだ、綺麗な状態だったので、確保。

ジョウビタキ

茂木

ざっと標本を整理してみた。とても心配していた雄もちゃんと取れていた。これでタテジマコシビロダンゴムシは片付くだろうと思っていたが、、、実体顕微鏡レベルだけど、予想外の形態を見つけた。

2種混じっているのか?となると、話しはかなり厄介なことになる。検討しなければならない要素があり、それで説明ができるなら良いが。

長崎市茂木。港町でした。

町

タテジマコシビロダンゴムシは、コシビロダンゴムシ科だけど、撹乱環境に生息する。今回の調査でもオカダンゴムシと一緒に見つかった。

今回は2カ所で見つけたけど、どちらも道路沿いのリター溜まり。

調査地2
調査地番号Naga_2

調査地1
調査地番号Naga_3

色彩にかなり変異がある。これは種内変異だと思うけど、検討の必要がある。よく見るのは白っぽいけど、今回の調査地では、結構、黒っぽいのが多かった。

タテ1
写真が反対ではなく、石にしがみついている。

タテ3

同じ場所にコシビロがもう一種。これはタテジマとは異なる種で、今年の卒論で、撹乱環境に生息するタイプ、と考えられた種だと思う。熊本と鹿児島では普通。

コシ1

予定通り

どうにか、天気はもった。

目的だった、茂木のタテジマコシビロダンゴムシも無事に採集、、、できたと思う。解剖しないと分からないけど。

色々と写真を撮ったけど、PCに取り込むことができないので、後日。

ミジンコのゲノム

事務処理が続く。次いでに卒論の修正を進める。

透明標本は、一度、ホルマリンで固定した標本を使い、その後、99%エタノールから徐々に濃度を薄め、最終的には水に置換する。この作業に約2日掛かる。

最終段階の水に入れられた標本。

透明

2月5日の毎日新聞朝刊のネタ。というよりもサイエンスの論文。論文はまだ入手できていないので、新聞の内容を。

ミジンコのゲノム(全遺伝情報)を解明したそうだ。甲殻類としては、初めてゲノムが解読され、塩基数は約2億塩基と少ないのだが、遺伝子の数は3万900個と、これまでゲノムが解読された動物の中で最も多かったらしい。

なぜ、ミジンコ?と思うかも知れないが、ミジンコは水質の毒性実験に使われるなど有用なモデル動物の一種である。また、甲殻類なので、エビやカニへの応用も期待される。ちなみに、ワラジムシ類も甲殻類なので、とても参考になるハズ。

生物学的にとくに注目されるのが、ミジンコが持つ、表現型の可塑性、という性質の遺伝的基盤に関する研究だろう。

ミジンコは、捕食者が近くに来ると、頭を尖らせて食べられにくくする、という不思議な能力を持っている。ここやここやここで、綺麗な写真が見られます。全く違う種類に見えますが、これらの形態変異は種内の多型です。ミジンコの豊富な遺伝子は、これらの能力に関わっているのだろう、と考えられているそうです。

ミジンコ

どっち?

長崎調査の前に提出しなければならない書類が多々あるので、今日は実験を諦めて事務作業に徹する。

その一環でとある水族館に電話をする必要があったのだが、、、年2回の休館日が今日と明日という運の悪さ。9日の早朝に長崎に出発する予定だったが、この一件を片付けてからではないと出発できない。

珍しく、順調に事務作業が進んだ。

透明標本を作ってみたいという学生が現れたので、忘れ去られていたヘビとカエルの標本を透明標本にしてしまうことにした。

カエルを解剖中。学生担当。

カエル

解剖前のヘビ。こちらは私が担当

ヘビ

どちらがうまくいくだろうか。

不明

原因不明の筋肉痛に苦しむ。

全く集中できない。卒論の修正とデータ整理、洗いもの、をしたところで完全にやる気が失せた。

昨日のカメラで撮影の練習。今年の冬は寒かったが、梅の開花は例年より早いそうで。

梅

住人を失った蜂の巣。

蜂の巣

あるのだが

4年生に研究室の掃除をしてもらった。ともてキレイになった。ついでに、自分の部屋も掃除。

熊本とトカラのコシビロの雄瓶分け作業を終えた。これで去年採集したサンプルの瓶分けが全て終了。あと卒論生から大量に西表島のサンプルを引き継ぐ予定なので、この処理で今年は終わりそう。さらに、横浜から大量にサンプルが届く予定。

来週、強行日程で長崎に行くことにした。目的は、タテジマコシビロダンゴムシのタイプローカリティーで標本を採集すること。セグロが決着したので、次は、タテジマをやっつける。こちらは、数種の学名が変更になると思う。

最初に売り出させた頃の半額以下で売られていたので、思わず買ってしまった。憧れの一台。当然、これを撮影しているカメラがあるのだが、、、。

カメラ

トラップ

今日は実験をしないと心に誓い、放置業務に手を出す。途中、3年生にDNAデータの扱い方を終えたり、会議に3時間ほどトラップされたり。

放置業務の一つに、学会のニューズレターの編集があった。せっかくなので、自分でも記事を書くことにした。卒論ネタのワラジムシ類の第1胸節にみられる性的二型ついて。SEM写真は昨日、撮っておいた。

左が雄で右が雌。上から、クマワラジムシ、ヤマトサトワラジムシ、オカダンゴムシ、セグロコシビロダンゴムシ、そして、チョウセンヒメフナムシである。

脚

詳しい内容は、来月?に発刊される予定の日本土壌動物学会のニューズレター「どろのむし通信」にて。

セグロ、決着

今年度、最後の授業(試験)を終える。これで、晴れて自由の身、、、ワンピースに自由の実が出るかな?

いくつかやるべきことがあるが、完全に放置しSEM撮影に集中、、、するつもりが、いきなり、SEMの調子が悪くなる。昨日の修理とは関係がない。どうにか、午後に復活したので、じりじりと進める。

とりあえず、セグロコシビロダンゴムシの暫定版を作製。図鑑では、第1腹肢外肢の形態が同定形質として記載されることが多いが、第1胸節の毛の方が簡単ですよ、、、というもの。少なくとも九州では、類似の形態をもつ種はいないので、とても使い勝手が良いはず。ただ、成長にともなう数の変異があるので、その辺りは今度調べる必要がある。また、性的二型があるので雌では同定できない。

脚

暫定版としているのは、腹肢や尾部の形態を今後を載せる必要があるため。それにしても、写真が下手だな。

残念ながら背中が黒いから、セグロコシビロダンゴムシ、とはいきません。

シークエンスの結果が帰ってきた。鹿児島の厄介な種がどうにか読めた。九州産コシビロの解明に微妙に近づいた。

迷えるトウキョウ

コシビロの解剖を100個体ほど進める。昨年、採集した石垣と与那国のサンプル。与那国のコシビロを初めて見たが、予想通りの種だった。早くDNA解析をしたい。結果は、面白いハズ。

セグロコシビロダンゴムシとトウキョウコシビロダンゴムシの種同定に関する論文を書こうと思い、準備を進めているのだが、トウキョウの実態が掴めなくなってきた。

トウキョウについては、Kwon(1995)が詳細な図を記載しており、これで一見落着と思ったが、Nunomura(1990)と大きな違いがあることが分かった。

Nunomura(1990)は、ホロ?タイプを観察しており(Kwonはチェジュ島の標本と記載論文のみ)、こちらに基づけば良いのだが、残念ながら私が重要視している形質に関する記述が無い。ただ、他の種の記載論文から推定すると、どうも、Kwon(1995)とは(私の重要視している形質が)大きく違うと思われる。しかも、この結果、かなり厄介な問題が含まれることも判明した。

ただ、タイプ標本がベルリンの博物館にあることが分かった。これを見れば解決できそう。ということで、トウキョウの実態解明にはもうしばらく時間がかかる。

セグロについては、ほぼ確定した。そもそも、私が赴任する前に、本学で採取されたコシビロダンゴムシが、布村先生によって、セグロコシビロダンゴムシと同定されたことがある。ただ、大学構内から複数の種が採集されているので、どれがセグロか確定するのにてこずっていたが、記載論文と横浜のサンプルからやっと決着がついた。

トウキョウがこのような状況なので、論文にはせず、SEM写真をHPに掲載することにした。SEMが修理中ということなので、掲載は明日。
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード