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方向性

昨日と今日で卒業研究の中間発表をやってみた。日頃からきちっとしたゼミをしていないツケここにきて響く。とりあえず方向性を整理できた、、、と思う。

生体が死ぬ前に早速、実験を始める。解析のため、落葉を正方形に切って、スキャナーで画像を取り込んでみた。

落葉


八重山の思い出。パイナップル、、、ではなく、アダンの実。熟すとオレンジ色になる。美味しそうに見えるけど、食べ過ぎると食あたりになるとか、ならないとか。学生時代に食べたことがあるが、繊維質だけで汁を吸うので精一杯だった記憶がある。

ツルアダン

これはクワズイモの葉。トトロが傘代わりに使っても良さそうな、なかなかの大きさ。

イモ

ちなみに、どちらも八重山以外にも分布してます。

出張中に届いた、ボックスを早速観てみた。単純明快だけども面白かった。ボクシングの才能あふれるヤンキーと、親友で真面目で努力家のボクサーの話。このシチュエーションを聞いた時、きっと、初めは、ヤンキーが強いけど、努力家がそのうち逆転して、険悪な雰囲気になって、最後は仲直りするだろう、と予想が付いた。

正にその通りだった。予想外で、でも、とても良かったのが、ヤンキーが試合で努力家に負けて、険悪な雰囲気になったとき、結構あっさりと仲直りして、努力家の練習相手になってあげたところ。筧利夫がヤンキーのこの態度に対して「こんな男だとは見抜けなかった」と、、、カッコいい。ボクシングの素人目には、動きもキレがあって、試合のシーンも十分に観ていられた。マネージャーも結構あっさりと死んでしまったけど、このあっさり感は監督のセンスなのか。個人的には好きな感じ。
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平穏

石垣島で発送した荷物が届く。生体も無事だった。

色々とメールが届いていた。大部分はおいておいて、重要なものから返信。共著者からBurmoniscusの論文修正が戻っていた。早く修正して投稿したい。

八重山の思い出。日本一大きなドングリ、オキナワウラジロガシ。

どんぐり

私と入れ替わりで久米島に行った学生から、捕獲成功の連絡が届いた。初めての一人離島調査だけど、なかなかの活躍。ハブには気をつけてほしい。

昨夜の情熱大陸(長谷川穂積)では、感動して思わず泣いてしまった。一度、試合を生で観てみたい。

録画するのを忘れたJC。深夜にダイジェストを観たが、1着入選したブエナビスタが降着したのだが、その原因となるシーンが観られなかった。G1の1着馬降着は、3頭目かな?初めは、天皇賞(秋)のメジロマックイーンだった。しかも、最後着馬への斜行が原因だたので、1着入選、18着という結果だった(ハズ)。ちなみに鞍上は、昨日、繰り上がりで1着となった武豊。

最後の夜

昨日、ウリミバエの吸引装置と書いたけど、あれは、ウリミバエの不妊雄の放飼装置でした。

昨日の夕方に行ったら夕日を見る人でいっぱいだったので、朝一で再度行ってみた日本最西端の地。ついでに、日本で最も西にいるワラジムシ類も調べてみることに。圧倒的に多いのが外来種のホソワラジムシ、あとBurmoniscusがポツポツ、そして、コシビロを1個体だけ発見。

西

与那国島の観光スポットの一つ。Dr.コトー診療所のセットにも行ってみる。以前、来たときは入場料を取っていなかった気がするが、300円必要とのこと。セットには興味はないので、ここでも周辺のワラジムシ類を調べてみる。しかし、何も発見できず。

こと

東岬の石の下で、なかなか珍しい動物を発見。一見ミミズに見えるが、、、実は、ヘビ。ちなみに見えているのは薬指なので、とても小さいというのが分かると思う。ブラーミニメクラヘビという外来種。数は多いらしいが、私はあまり見かけない。単為生殖なので雌しかいないとか。

へび

最後の晩ということで、林内をウロウロしてみる。ガサガサ動く動物がいるので、必死に探してみるとネズミだった。写真を撮ろうと捕まえたら噛まれて、思わず逃がしてしまった。

大学院時代に先生に聞いて、どうしても見てみたかったサソリモドキの交尾。最近では、結構ネットに載っているので、あまり珍しくなくなってしまったが、私は初めて見た。ただし、先生に聞いた状態とは異なる。

交尾
前が雄で、後が雌。逆の方がしっくりくるけど。

今日は、暖かいというよりも暑いぐらい良い天気で、夜中の調査のとき、星が綺麗に見えた。

結局、6日間で31地点を調査し、狙った種類はほぼ採集できた。あとは、先日、大学に発送した生体が無事に届けば文句なし。

採集しながら気付いたけど、石垣島には、コシビロが最低3種、与那国島には、最低2種はいる。環境との関係は単純ではないだろう。今回の調査を通して、コシビロに関するアイデアが色々と浮かんできた。

明日は、3回も飛行機に乗るという最悪な一日。

最西端

与那国島はハブがいないので気が楽。

レンタカーを借りて、早速、1地点で調査をしてみるが、Burmoniscusばかりで、コシビロ、サソリモドキは発見できす。以前、メールで相談させて頂いた方に会いにアヤミハビル館に行ってみるが、残念ながら出張中で会えず。しかし、職員の方から、サソリモドキはどこでもいるよ、とのアドバイスを受ける。

ということで、場所を移動し、早速、調べてみると、簡単に発見。コシビロも発見するが、多分、面白くない種だと思う。

ありじごく
なかなかデカいアリジゴクを発見。種は不明だけど、巣穴は作らない種。

ヤスデ
分かりにくいけど、ピンク色のヤスデ。

けら
ケラがいた。珍しい動物ではないが、私の調査時に見ることはあまりない。

与那国島の名物、テキサスゲート。車で通るとかなりの振動がある。

溝

何のためにあるかというと、放牧している牛や馬はここを越えて行けない、つまり、柵の代わり。牧場には柵がないので、道路は糞だらけ。

うし

島内のいたるところに設置してある容器。これはウリミバエの吸引装置だそうだ。ウリミバエは、沖縄の生物を語る上で絶対に外せない動物で、産卵のためゴーヤに侵入し商品価値をなくしてしまう害虫。その昔、沖縄全域に分布しており、その根絶は沖縄の悲願だった。そして、生殖能力のない雄を放虫する不妊虫放飼という方法で、根絶に成功した。沖縄への再侵入を防ぐために常にモニタリングをしている。

うりみばえ

4地点で調査。うち2地点でサソリモドキを採集、3地点でコシビロを採集。

4日目

昨日、西表島で採集したマングローブの樹皮を、100均で見つけた小型のザル・ボールセットに入れてみた。乾燥と光を嫌がるササラダニはザルの網目を通って、ボールに落下するだろう、、、。

方法

一晩放置しておいたら、期待していたササラダニが数個体採集できた。この種、私の同定が正しければ、属レベルで北半球初報告の可能性がある。

toto.jpg

今日は、雨が降ったり止んだりの一日。カッパを着ながらの調査。

5地点で調査をするが、コシビロはあまり見つからず。どうしたものか。うち1地点でサソリモドキを採集。

林内でヤモリを発見。福岡では、ヤモリを林内で見ることはない。ホオグロヤモリミナミヤモリのようだ。

ミナミヤモリ

白いゴキブリを発見。白いゴキブリは、数年前にも石垣島で見たことがあった。その時は、アルビノかも、と思って持ち帰って飼育したが、気付いた時には色が付いてた。脱皮直後だと思う。

ゴキブリ

ウサギも発見。当然、野生種ではない。飼育個体が逃げ出したものと思われる。あまり良い状況ではない。変な評判にならないと良いが。

うさぎ

石垣島調査は今日で終わり。今回の調査は、明日からが本番。日本最西端の島、与那国島に移動。

3日目

石垣島から西表島に行くには、45分程度船に揺られなければならない。船会社は3つ。昔は2つしかなかったけど、私が西表から福岡に移る直前に新しく1社が参入してきた。

ということで、その新しい会社の船に乗ってみることに。でかくて、ほとんど揺れない。

船

まず、相良川に沿って、1時間ちょっと歩いた地点で実験用のワラジムシを採集する。3種類いるはずだが、どうしても1種が見つからない。2時間がんばったが、幼体を数個体見つけただけ。実験計画を少し変更しないと。

川
水が少なく渡るのも楽だった。道も荒れていなかった。

リター
この調査地は、分解がとても早く、林床に有機物がほとんどない。

ドロバチ
琉球大の学生が実験しているようだ。ドロバチか?

他にサソリモドキを2地点で採集した。西表島のワラジムシ類は卒業研究で50地点近く調べているので、今回は採集しない。というよりも時間がない。

あまり時間がなくなってしまったので、急いでマングローブに移動して、ササラダニを狙う。マングローブ林のササラダニは修士のときに調べていたが、明らかな未記載種がいる。しかも優占種。いい加減、決着をつける。

キバウミニナ
キバウミニナ。でかい。マングローブ林における強力な分解者。

石垣島に戻って、公園でちょっとだけワラジムシ類を探す。石垣島にはオカダンゴムシがいない。ちなみに、明らかな外来種としては、ホソワラジムシとクマワラジムシがいる。以前、石垣島でワラジムシ類を採集している人から、「職場の植木鉢の下にオカダンゴムシがいる」との情報を得て、探しに行き見つけたのが、Cubaris属の一種だった。確かに、オカダンゴムシ並みに大きいので、間違いやすい。

公園

編集できないので見づらいが、これがCubaris属の一種。この属の分布については、ちょっと興味深い情報を得ている。

キューバリス

明日は、石垣島の山中でコシビロを狙う。

かゆい

まさか興奮して寝られない、ということはないと思うけど、昨夜はなぜか寝つけず、ほぼ徹夜で2日目の調査。

今日は、まず、沖縄県最高峰のオモト岳に登る。といっても500mちょっとなので、写真を撮りながらでも1時間ちょっとで登頂。午前中は曇り空だったので、頂上からは特に何も見えず。

登山道は整備されているので、何も難しくない山だけど、登山口に行くまでの道がかなり崩れていて(Uターンできないし)、車の運転が怖かった。そして、中腹には大規模な崩壊があった。

崩れ

偶然、出会った高校の先生に伺ったところ「先月の大雨で」と。その時は、大雨が降ったのか、と思っただけだったけど、下山してから、奄美が洪水になったときか、と気付いた。福岡のニュースでは、奄美大島のことしか流れていなかったけど、こっちも被害が大きかったのか。やはり、ニュースって情報が偏る。

ヤスデ
オモト中腹で発見した、日本一大きなヤスデ、ヤエヤママルヤスデ。

ダニ
イヤリングのようにみえる赤い点は、実は触角に付着しているダニ。

3地点でワラジムシ類を採取し、サソリモドキを1地点で採取した。いつも沖縄に来ると感じるのが、ヒメフナムシが跳ねる、ということ。そして、いつも、「福岡はどうだったかな?今度、調べよう。」と思うのだが、忘れてしまう。ということで、今回は生体を持ち帰って比較することにした。動画も撮ったけど、編集ができなので、大学に戻ってから公開する予定。

下山後、最北端に移動して、2地点でサソリモドキとワラジムシ類を採集。

12月から始まる1年生向けの授業で、八重山特集をする予定なので、色々と写真を撮影している。どうしても撮影したかったのが、オオヒキガエル。このカエルは、サトウキビの害虫を駆除するために人為的に持ち込んだのだが、今では、在来種を食べてしまう問題児として扱われている。また、毒を有しており、食べた犬が死んだ例もあるとか。色々と考えさせられる象徴的な種なので。

ということで、昨夜に続き、とある森林公園を徘徊。駆除の成果が出ているのか、以前より少なくなっている印象。やっと見つけて、撮影していると、背中ミドリだったかな?と疑問に。

大鼻先

と思ったら、すぐ近くに見覚えのあるカエルが。こっちがオオヒキガエルか!

オオヒキ

ミドリ色のカエルをネットで調べてみると、オオハナサキガエルらしい、ということが判明。準絶滅危惧種だそうだ。

明日は、日帰りで西表島に行く予定。実験用のワラジムシ3種、サソリモドキ、海岸のダニを狙う。ワラジムシ類採集には1時間ちょっと山に入るのだが、オモト岳がこの状況だと、少し難しいかも。

そして、沖縄調査の名物、上半身が痒い。必ずなるので、何か植物にかぶれているのだと思う。明日ぐらいには、全身に赤い斑点が出てくると思う。

セーフ

8:53の電車に乗る予定だったのに、9:00に起きるという大失態。すぐに携帯で福岡空港までの最短乗継を調べるが、数分後の電車に乗らないとダメ、ということで電車で行くのは不可能。

ちなみに格安航空券なので、変更はできない。焦りつつも、カーナビで空港までの時間を調べると、十分間に合いそう。ということで、急遽、車で福岡空港に向かうことに。駐車場もそこそこ安いところ見つけることができ、無事に搭乗。

10:40福岡発、那覇経由で14:05に石垣空港に到着。乗り物嫌いの私にとっては苦痛な時間。

那覇の最高気温は26℃だったそうで、石垣も半袖で十分な暖かさ。残念ながら天気は曇りで時折、降雨。この時期の沖縄は基本的に天気が悪いので仕方ない。

ご飯食べたり、調査道具を購入したりしているうちに夕方になってしまった。福岡よりも結構、西に位置しているので日が暮れるのは遅い。ということで、とりあえず、これまでコシビロを採取していない地域の森林に入ってみる。

簡単にBurmoniscusとコシビロを採集できた。コシビロは大きな個体が多い。大きな個体は、ワラジムシ採集では、あまり喜ばしいとは言えない。というのも、ワラジムシの種同定には♂の交尾器の形態が重要なのだが、♀が♂よりも大きな種が多く(Burmoniscusとコシビロも)、大きな個体ばかり採集していると、全て♀だった、なんて事態に。

脱皮したての木登りトカゲを発見。

トカゲ

チェックインのためホテルに戻り、ネットの接続で悪戦苦闘していると、何かに肩をさすられた気が、、、霊?と思ったら、、、もっと厄介なやつが!なかなかのサイズのマダ二が歩いてる。

マダニ

ご飯を食べた後、とある森林公園内をウロウロしてみる。捕食中のサソリモドキを見たかったが、石の下で1匹見つけただけ。

サソリ
ヤエヤマサソリ。これはなかなかのサイズ。朽木の中などにいる。

蛍
蛍。オオシママドボタルでしょう。

蛍2
これも蛍らしい(光ってたので)。種名は分からない。

沖縄はどの時期にも何かしらの蛍が飛んでいる。ちなみに、久米島にいる、クメジマボタル以外、全て陸生。というよりも日本には約50種の蛍がいるが、そのうち(一般的にイメージする)水生の種は、クメジマ、ゲンジ、ヘイケの3種だけ。あとは全て陸生。幼虫はいわゆる土壌動物(木も登るが)で、なかなか強力な捕食者。

失敗なし

卒論に関するコメントを書き残したり、いらない書類を処分したりてして一日が終わった。明日から28日まで八重山に滞在の予定。メールの返信はできません。

野外でササラダニの観察ができたら、何か新しい展開ができるのでは?と期待している。現在、使用している格安マイクロスコープは、USB接続なのでPCがないと使えない。ノートPCを持ち出せばといのだが、これだと近場に限られてしまう。RCAプラグ、12V電源用のポータブルHDはあるので、これで使用できる、小型、軽量のマイクロスコープを探していたら、なかなか良さそうな物を発見した。ただ、50倍か。種は分からないな。でも、これ以上倍率が上がったら視野が狭すぎるだろうな。

購入してから、なかなか観る機会のなかった、トイストーリー3をやっと観た。ピクサーに失敗はない。面白かった。事前の情報として、おもちゃの持ち主であるアンディーが大学生になって、おもちゃで遊ばなくなる話、というのは知っていた。ウッディーの活躍で、アンディーがもう一度、おもちゃで遊ぶのか?と、思っていたが、違った。やはり、トイストーリーの面白さは、おもちゃのドタバタ劇。最後のオチは、これではまた捨てられるのでは?とやや納得できないけど、やはり名作だと思った。

アカデミー賞長編アニメーションにノミネート(受賞も)されるのは間違いないだろう。日本からは、アリエッティではなく、サマーウォーズが候補に選ばれている。個人的にはサマーウォーズの方が面白かったけど、忙しい、忙しいと言いながら、夏におばあちゃんの家に集まるという感覚は、アメリカ人に理解はできないだろう。

バタバタと

家でのんびりし過ぎたおかげで、何も出来ずに終わってしまった。

とりあえず、学生に約束しておいたササラダニの同定をやってしまう。さらっとやってしまおう、と思ったが、結局、3200個体超、40種。かなり特殊な環境なのに、この多様性。同定は面倒だけど、ワラジムシでは味わえない面白さ。

八重山の準備を全くしていない。いつもながらのバタバタ出発になりそう。まっ、石垣なら現地で何でも到達できるけど。冬の沖縄は天気が悪いが、どうにかもつかな。

石垣

移動が難しい

大学院生の授業の一環で作製している透明標本。やっとそれっぽくなってきた。透明処理(タンパク質分解処理)を行うと、標本がふにゃふにゃになり、容器間の移動をするのが難しいことが判明。予定では、あと1週間ぐらいでできるハズ。来週の作業は、学生に任せる。大学院生なので安心。

透明

格安マイクロスコープで、熊本で見つけたコシビロを撮影。これぐらい大きいとマイクロスコープを使う利点があまりない。外見から、これはセグロ、、、と簡単に同定するわけにいかないんだよね、困ったことに。学生が頑張って調べているけど、日本産の整理が終わるには、数年はかかりそう。

コシビロ

責任

今日は、メール書きで時間を使ってしまった。

昨年度の卒論発表会の総評で、とある先生が「予定通りにデータを集められないのは学生の責任、その結果がつまらないのは教員の責任」と、的を得たことを言っていた。

結果が面白いのか不安なってきたので、少しササラダニを観察してみることに。久しぶりの種同定なので、しばらくの間、全く進まなかった。やっとリハビリが終わった感じ。まあまあ面白いかな、、、。

格安品のデジタルマイクロスコープで直接、プレパラートを撮影してみたけど、なかなかよく見える。ピントがずれているのは、手で持って作業をしたから、固定すれば問題ない。

her.jpg
ササラダニの中では大型のHermannia kanoi。

熊本でワラジムシと一緒に吸虫管で吸ってしまった、赤色ジムカデも撮影してみる。アルコールに浸けたわけではなく、自然状態でこの色。大学構内でも見つけられるので、普通種なんでしょう。

ジムカデ

ぶら下がる

学生の間で風が流行っているらしい。インフルエンザも出たようで。沖縄に行く前には、絶対にかかりたくない。きっと大学祭で蔓延するだろうな。

熊本調査での一こま。
向こう側の森林で調査をしたい。

吊り橋

もし途中で吊り橋が切れたら、川岸で釣りをしているヒトがすぐに通報してくれるので、15分ぐらいでレスキュー隊が来るだろう、、、15分なら耐えられそう。

ヒト

防除できないですが

上甑島の畑で見つけた綺麗なチョウ。

チョウ

サソリモドキを教えてくれたおじさんが、「このチョウ、あの木を食べちゃうんだよ」と、、、。

イヌマキ

どこかで聞き覚えのある会話。宝島の宿だ。チョウの名前は、キオビエダシャク。エダシャクなので、分類学的には蛾になるのかな。イヌマキを摂食し、近年、北上し、鹿児島ではイヌマキがかなりの被害を受けているのだとか。

甑島人は素晴らしい

鹿児島、熊本採集が無事に終了。予定通りに調査が進んだ。

日程
11月12日鹿児島県上甑島・中甑島
11月13日熊本県水俣市周辺
11月14日熊本県八代市周辺

最大の目的は、上甑島のサソリモドキの調査。この島は、上、中、下の3島から成る、甑島列島の一つ。上甑と中甑は橋で繋がっており車で行くことができる。Dr.コトー診療所の五島医師は、下甑島に実在の医師、瀬戸上医師がモデル。

島に行くには、鹿児島県のいきち串木野というところから高速艇に1時間ほど揺られる必要がある。高速艇は揺れるとの評判だったけど(大型のフェリーもある)、当日は、風がほとんどなく、揺れはなかった。

シーホーク

上陸後、レンタカー屋で、「すむし(サソリモドキの甑島方言名)を見たことありますか?」と聞いたところ、2名のうち1名が、「色々なところで見るよ。家の庭とかでも見るし、家の中にも入ってくるよ。」との情報を得る。

実は、この手の動物は、なかなか見つけづらい(八重山のマダラサソリも同様)。さずがに人の庭に入って行くわけにもいかないので、人家周辺に積まれた石の下などを調べる。1時間ほど調べたが、見つからず。

山の方を見に行くか、悩んでいたところ、散歩中のおじさんを発見。「すむしを見たことありますか?」と訪ねたところ、「大きな石の下で見るよ」と、一緒に探してくれた。10分ほど一緒に探したが、結局、見つからず、また、散歩に復帰していった。すると、10分後、「思い出したよ」と言って、早足で戻ってきた。「家の畑に沢山いる」と。

ということで、車に乗って、畑に移動。簡単に5匹ほど発見。その後、もう一地点でも発見した。

助け
「甑島の人は良い人と紹介してくれ」とのこと。本当に助かりました。車内で、甑島に来た理由を聞いたら、Dr.コトーに使えそうな内容だった。

今回の調査で興味深い現場を発見。サソリモドキは昼間、大きな石の下に隠れていることが多いのだが、一つの石の下に成体が2個体いることがほとんどない。ただ、解体された個体と生体を発見することはしばしばある。多分、2個体が偶然、同居すると共食いをするのだろう。実際、飼育下では、すぐに共食いをする。甑島では、サソリモドキの成体(+幼体3個体)と解体されたマイマイカブリを一つの石の下から発見した。サソリモドキが、マイマイカブリを食べたのかも。

サソリモドキ
右上がサソリモドキ(成体)、左下が解体されたマイマイカブリ。

マイマイカブリ
解体されたマイマイカブリ。

隠れた生命

とある実験で、光の強さを測る必要があるので照度計を購入した。照度は、人がどの程度明るく感じるかを表した値で、心理物理量と呼ばれるそうだ。

私の机の上だと378ルクス。

照度計

土壌動物学(青木,1973)を読んでいて気づいた面白い記述をメモ。

1.トビムシやケバエ幼虫では、生物体が水分蒸散防止の働きをほとんどしていない。

2.白色軟弱の体皮をもった動物は、低温に対して強い耐性を示す。

3.体を丸める行動をconglobation、globulationと呼ぶ。球体化反射と訳している。

4.ウズムシ、ミミズ、ワラジムシは水に沈むが、昆虫成虫、ダニ、クモ、ムカデの中には水に浮かぶものがいる。

また、シスト、と、アナビオーシス、という言葉が出てきた。ともに物理環境への耐性が著しく強くなる状態を指すのだが、この本によると、シストは、堅い皮膜で覆われるのに対し、アナビオーシスは、膜で覆われることはなく、形態はそれほど変化しない、とのこと。

極限状態耐性生物として人気のクマムシ。彼らの最強状態は、クリプトビオシスと呼ばれるようだ。代謝が止まるのか。体内のグルコースをトレハロースに換えることで耐えるとのこと。

明日の夕方から日曜まで、鹿児島と熊本で調査の予定。

抜け出せ

ダンゴムシ動画迷宮から抜け出せず。完全にどつぼにはまった。右往左往の日々が続きそう。

学生実習で久しぶりに土壌動物探しをしたけど、コシビロが沢山いた。今週末は鹿児島でサソリモドキを調べた後、熊本でコシビロを調べる予定なので、効率良く見つかると良いが。

論文を修正しているうちに、イマイチな部分が沢山見つかり、徐々に自信が無くなるというマズい状況。さっさと終えないからこうなるのか。

研究費を使って学生を一人で調査に行かせるのに、理由が必要という衝撃的事実が発覚。なぜ?

闘い

論文を見直すが、残念ながら色々と修正点が見つかってしまう。

MEGA5がリリースされていた。しかも、今回からMacでも動くようになった。これは非常に助かる。

ゴキブリとコオロギについて調べていたら、たまたま見つけた論文。面白かったのでメモ。

コオロギ相撲の教材化
宇都宮・渡邊(2006)愛媛大学教育学部紀要, 53, 137-148

コオロギは雄間闘争行動をするのだが、それを教材として使ってみようというもの。小学校2年生の生活の時間で試したら、なかなか好評だったそうだ。

とくに気になった・面白かったのは以下の4点。

1.南西諸島に生息するフタホシコオロギを使用している(は虫類の餌として市販されているので)ので、できれば現地の種を扱いたい。

2.(筆者も指摘しているが)勝敗と体サイズの間に明瞭な相関関係があるので、観察をデータ化して議論するには有効。

3.一度、負けた個体は、しらばらくは同じ相手に負け続ける。これは勝ち、負けを24時間記憶することが原因らしい。中高校生には、この点を扱った方が良いかも。

4.戦う前に「ケンカ鳴き」、勝者による「勝ちどき」と呼ばれる音色を出す。これは、無駄な戦いを避ける適応行動であると考えられる。3と同様に、中高校生向けに、これを進化の観点から扱うと面白いかも。ただし、種の進化と混同しないように注意する必要がある。

ちなみに勝敗は数分で決まるそうだ。

日本には、動物を戦わせる文化がある(世界中にあるけど)。簡単に思いつくだけでも、闘牛、闘犬、闘鶏、クモ相撲など。カブトムシやクワガタも戦わせて遊ぶことがある。そして、多くの場合、鍛えると強くなることが知られている。また、「かませ犬」という言葉あるように、勝ち癖をつけることもできる。鍛えて強くなる、勝つことで自身がつく、というのは人間の感覚としては当たり前だけど、これが成り立つには、学習が可能、もっと単純に言うと、記憶が可能でなければならない。「虫だって学習する!」、動物の闘争行動の教材化は、このような視点で扱うと良いのかも。

ただ、まともに扱える単元が高校生物の行動ぐらいしかないかな。この論文では、「中学理科の「身の回りの動物の観察」では無脊椎動物は扱わない」と書かれているが、新指導要領では、無脊椎動物を扱うことになった。この単元でも使えるかな。

日本シリーズでスゴい試合をしていたけど、高校サッカー福岡県大会の決勝はPK戦となり、キッカーが2巡して最終的に計22人が蹴ったそうだ。不思議なことに16人目は両校とも外している。大学野球、大学ラクビーも好ゲームが多い。今年は好ゲームが多い年なのか。

昔の話

論文書きがだいたい終わった。今週一杯、見直しをして、来週中には共同研究者に送りたい。

今回の論文は生物地理に関する内容なので、地史についても議論をしている。そこで、地史に関する英語論文を読んでいると良く目にするのが年数を表す表記、Mya。ずっと、Million years ago(100万年前)の略だと思ってたけど、Wikiで調べたら、Ma agoの略なんだとか。

ちなみに、MaはMegaannumの略。この単語は私の持っている辞書には載っていない。Mega=10の6乗、annumは年、という意味なので、Ma=Megaannumは、1000000年(=100万年)という意味になる。

例えば、1000万年前は、10Myaと表す。ちなみに、2万年前は、0.02Myaとなる。

とういうことで、Mya=Ma ago、は、100万前となり、私の誤認も結果オーライ。

なぜ、こんなことが気になったのかというと、先日のTominaga et al.(2010)では、MYBPという表現が使われており、初めて見たので焦ったため。文意からMillion Years Before Present(100万年前)だろうと思い、googleで検索したら、そこそこヒットしたので、勝手に納得。もし間違っていたら連絡頂けると助かります。

迷宮入りしそうだったダンゴムシの動画撮影、どうにか出口が見えた、、、かも。明日、学生に試してもらう。

やはり、エスポワールシチーは大敗したそうだ。ゼニヤッタが負けたのにも驚いたが、それ以上に、Yahooトピックに海外の競馬の話題が載っていることに驚いた。

ピクチャ 1 14-08-41

苦戦

学生と一緒に、動画解析ソフトの扱いに苦戦して終わった。

と言いつつ、先日、たまたま大学の本屋で見つけた本も読んでみた。

アセビは羊を中毒死させるアセビは羊を中毒死させる
(2010/10/23)
渡辺一夫

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28種の身近な植物(木本)を生存戦略の視点から紹介している。一般向けなので、詳しいデータはないが、授業などで話すネタに使いやすいかも。多分、植物の先生が話していると思うけど。

例えば、クスノキは常緑樹ではあるが、1年でほとんどの葉を入れ替える。これは、クスノキの葉は光合成を行う能力が高く、1年でダメになってしまうからだとか。ちなみに、日当りの悪いクスノキの葉は1年以上ついているそうだ。

また、半年の寿命の落葉樹の葉は、数年の寿命である常緑の葉に比べて、光合成効率は高いのだが、一生の光合成で生産する有機物量は同じだとか。面白い。

なかなか考えさせられたのが、クリとコナラ。これらの樹種は、陽樹とよばれ陽があたらないと生育できないため、普通、鬱蒼とした原生林には生育せず、雑木林に生育している。いわゆる里山に生える樹種である。最近では里山が管理されなくなり、このような樹種が衰退すると言われている。では、人が管理する前はどうなっていたのか不思議に思っていたが、筆者によると、人が管理する前は、山火事による撹乱が、クリやコナラの生育を促していたそうだ。

さらに、スギは種子が小さく栄養が無いので、落葉の上に落ちると土壌にまで根を伸ばせず枯れてしまうので、腐った倒木の上に落下した種子しか発芽しない(倒木更新)、とか、ヒノキの落葉は分解しやすいため、下草の無いヒノキの純林では土壌流出が起こりやすい、など、自分の研究と多少、関係のある内容もあった。

挑戦

MLの再解析が終了。樹形は変わらなかったが、ブートストラップ値が変更したので、それに関連する図を再編集。どうにか完成させたが、なぜか印刷するとドットが出てしまうという状況。結局、背景を全て白で塗りつぶすという強攻策で解決?した。

ヨーロッパ競馬・芝の最高峰が凱旋門賞なら、アメリカ競馬・ダートの最高峰はBCクラシック。これまで沢山の日本馬が挑戦して、凱旋門賞は最高が2着(2頭)で、しかも僅差。BCは最高で6着だけど、その差はかなり大きい。個人的には、ダートのハイペースで進むアメリカ競馬には、なかなか日本馬は通用しないと思っている。そんなBCクラシックに久しぶりに日本馬が挑戦する。現在、日本ではほとんど敵なしのエスポワールシチーが。ただ、1番人気確定の馬、ゼニヤッタは19戦19勝で、昨年、史上初めて牝馬としてこのレースに勝った名馬。歴史的名馬とどんな勝負になるのか楽しみではある。

レースはそろそろかな。

苦悩

書きたいことが英語で書けないもどかしさに苦しむ日々、、、。

Phylogeny and phylogeography of the sword-tailed newt, Cynops ensicauda (Amphida: Caudata), as revealed by nucleotide sequences of mitochondrial DNA
Tominaga et al.(2010)Molecular phylogenetics and evolution, 54, 910-921

沖縄島と奄美大島に生息するシリケンイモリの分子系統地理の論文。琉球列島の系統地理学分野において、両生は虫類は他の動物群と比べて圧倒的に研究されている。ということで、この論文はこの分野のスタンダードだろう、ということで読んでみた。

両生は虫類を専門としない人間として面白かったのは、沖縄島に大きく分かれた2系統が存在し、それらが北部で共存しているというところ。昔、何らかの障壁によって異所的に分化した後、その障壁が無くなり現在は共存していると考えられる、そうだ。形態では同種として扱われており、いわゆる隠蔽種である。生物多様性の保全では、このような隠蔽種の保全も目指しているが、このようにDNAレベルの研究が行われなければ、隠蔽種の存在は分からない。

英語の表現と解析(およびソフト)は、とても勉強になった。とりあえず、ソフトとやれる解析をメモ。

DnaSP 4:
haplotype diversity(h:集団内のハプロタイプの多様性)
nucleotide diversity(π:集団内の塩基の多様性)

ARLEQUIN3.1:
Fst(遺伝的多様性が集団間で均一を評価)、(集団全体多様度ー特定集団多様度)/集団全体多様度、2集団間でも使われる。
exact test(集団間のハプロタイプ頻度の違いの検定?)
mismatch distribution analysis(塩基置換頻度分布?):近年、放散した個体群は、塩基置換率が小さく、長期間維持されている個体群では、塩基置換率が高くなる。

TCS v. 1.8:
ハプロタイプネットワーク樹

英語で論文を書くにあたって気づいた悩み。島の表記。例えば、沖縄島(オキナワジマ)。Okinawa Island、なのか、Okinawajima Islnadなのか。私は、前者を使用していたが、奄美大島(アマミオオシマ)については、Amamio Island、ではなく、Amamioshima Islandを使っており、よくよく考えるとおかしいことに気づいた。日本語表記の島をshima(もしくは、jima)として表記する方が統一されている気がしてきた。この論文では、shima(もしくは、jima)を表記している。ただ、表記していない論文もあるから困った。

解析にミスがあることを発見してしまった。とりあえずやり直ししているが、系統樹に関係するので、結果次第では、関連する図を全て修正する必要があるかも。

どうにか、土日で一通り完成するかな。

佳境

特別セミナーは面白かったし、とても勉強になった。いくつか新しいアイデアももらったので、そのうち実験をしてみたい。来年もやりたいがどうなることか。

今月中には投稿したいBurmoniscus論文。図の作成が終わり、とうとう文章書きに入った。一通り書き終わっているが、大幅な解析の変更があったので、文章も大幅に変更が必要。英語が苦手な私の場合、頭の中のイメージを文章にする作業、それを英語にする作業、と2段階の作業が必要となり、数行の文章を書いただけで疲れてしまう。

そして、いつものごとく現実逃避。インキュベータ内に電源を引くことはできないか、とか、新しく購入した赤外線カメラの配線、とか、安くて正確な時間制御システムはないか、とか、調べて過ごしてしまう。

さらに、現実逃避した結果、4年に1度、ワラジムシ好きが集まる国際会議が開催されるのだが、どうも来年がその年ということが判明。これまで国際会議は、ダニと土壌動物関係しか参加したことがないので、参加しようかと思ったが、、、スロベニアか。交通費が高そう。

来週末、鹿児島に調査に行く予定。

三つ

図を3つ作って1日が終わってしまった。

というのも、昨日、作成した系統樹、文字の部分がにじんだような感じになっていた。

ピクチャ 1
ピクセルのガタガタのことではなく、文字の周りにとても細かなドットがある。印刷すると明瞭。

他の論文を見ると、たまににじんだのもあるけど、大概はシャープな文字。私の場合、系統樹をJpegで保管し、それをパワーポイントに貼付けて、さらに編集していた。一度、画像ファイルとして保管するのがよくないのだろうと思っていたけど、系統樹を作成でき、さらに、他の図を入れたりすることのできるソフトの存在を知らないので諦めていた。

しかし、プリントアウトして眺めていたら、やはり汚いので少し頑張ってみることに。以前から、Jpegは画像劣化すると聞いていたが、どうもJpegで保存すると文字がにじみやすいみたい。ということで、画像は全てTIFFで扱うことにした。

そして、今まで最終的な編集はパワーポイントでやっていたが、TIFFが扱えないので、GIMPで編集することに。レイヤー機能に翻弄されながら、どうにか終わった。ただ、一番苦労したのが、直線を描くこと。なぜか、同じ行程を踏んでいるのに描けないことがある。

明日は、特別セミナーを開催。日本に数人しかいないダンゴムシの使い手が、本学に集合する。

講演 「土壌動物の教材化~土の中の生きものの学習プログラムの実践~」
講師 湯本勝洋(ミュージアムパーク茨城県自然博物館)

講演 「ダンゴムシ、オオグソクムシ、ミナミコメツキガニの環境認知能力を探る行動実験」
講師 森山徹(信州大学ファイバーナノテク国際若手研究者育成拠点)

プロジェクト研究の一環で、どうも報告書を書かないといけないようなので、アンケートでも取ってみようかと。

ブエナビスタ、ちぎって勝ってた。まっ、相手も弱かったけど。JCでは、ナカヤマフェスタとの再戦となるが、ここで勝った方が年度代表馬決定か。
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