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それは最悪

サッカーは負けましたね。私は睡魔に負けたけど。

後輩に面倒をかけてしまった論文がやっと受理された。

Karasawa and Nishina
Does litterfall of a vine species Freycinetia formosana Hemsley change soil fauna, nitrogen dynamics through litter decomposition processes, and microbial biomass N in the soil in a subtropical forest, Iriomote Island, southwestern Japan?(Edaphologia No.87に掲載予定)

西表島の明るい林内に高密度で生息する着生植物ツルアダンの土壌生態系への影響を調べた研究。エンクロージャー実験に初めて挑戦したけど、論文を書き始めて色々と穴が見つかった。着生木の根元に大量のリターを供給するので、そこの土壌生態系は変わるよ、という話し。

そして、いい加減に投稿しなければならないBurの分子系統の論文。塩基配列をDDBJに登録する段階にきて、また悪戦苦闘。上手く登録できない。もうしばらく、苦闘の日々が続きそう。


マダニの咬傷に関して、著者から以下の論文を頂いた。

タカサゴキララマダニによる人体刺症の5例
山内健生ほか(2010)日本ダニ学会誌, 19: 15-21

この論文の症例では重病になった人はいない。とは言え、噛まれない(刺されない?)のがベストであることは間違いない。また、「趾間,陰部,肛門など下半身の湿部を選択して刺咬する傾向がみらる」とのこと。足の指の間なんて、変なところを噛まれたな~と思っていたけど、普通だったのか。

肛門とか陰部を噛まれた最悪だろうな。肛門だと気づかない(発見できない)気がする。

そして、これから、水曜日恒例になりつつある、カブトムシ採集。
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破壊

学生実験で終わった一日。

学生実験でピットフォールトラップを設置していたが、林内に設置したトラップは大半が壊れていた。雨の影響もあると思うが、明らかに掘り出されている。ネズミかカラスだと思うけど、面白そうなので、自動撮影装置を設置してみるか。

明日の講義で、標識再捕法の説明をするが、アズキを使って実践してみることにした。初めての試みなので上手くいくかは分からない。

先日のマダニ、幼虫ではなく、若虫でした。ご指摘を頂きました。ダニは、脚が3対6本のときを幼虫(larvae)、4対8本で成虫前を若虫(nymph)と呼びます。そういえば、ササラダニの生態の論文では、若虫もlarvaeと表記している気がする。

とうとう出たか

環境教育の一環で、ホタルやメダカの放流が行われることがあるが、この場合、気をつけなければならないのが遺伝子汚染。遺伝子汚染とは、同じ種であっても地域ごとに固有の遺伝的集団が進化しており、地域間の移動、交雑により、その遺伝的固有性が失われることを言う。

ゲンジボタルは、東日本では4秒間隔で光るが、西日本では2秒間隔で光る。このような遺伝的多様性は、進化の原動力となるので、重要な保全対象となる。

しかし、産經新聞(ネットから引用)によると、最近、東日本で2秒間隔で光るゲンジボタルが見つかったそうだ。まだ、詳細は分かっていないようだが、もしかすると、西日本から持ち込まれた個体、および、その交雑個体かも知れない。もし、これが環境教育目的で行われたホタルの放流が原因だったら、環境教育のハズが、環境破壊をしてしまったことになる。

ホタル

学校現場では自然に触れることが推奨されており、今後、ビオトープやホタルの飼育とかさらに増えそうだけど、よほどの自信(科学的根拠とか、逸出しない設備)が無い限り、他の地域から持ち込んだ生物は扱わない方が無難。

田んぼとか、草むらとかにも色々と動物はいるので、それを使った自然観察の簡単で面白いネタを考えたら教科書にのるかも。

先日のマダニはタカサゴキララマダニの幼虫ではないかとアドバイスを頂いた。病原性もあるようなので、体調に異変がでたら病院に行った方が良いらしい。

マダニの体内って

マダニは結局、自分で抜くことにした。ネット情報を参考に、アルコールにしばらく浸して殺した後、ピンセットで抜いた。

失敗すると口器が皮膚に残るとのことなので、少し心配したが、普段はもっと小さいササラダニを相手にしているんだ!と、良く分からない自信が湧いてきたので、、、。

マダニ2
口器

口器は、素人感覚では完全に抜けたように見えるが、どうだろうか。

土日は結構、雨が降ったので、ダンゴムシ調査は諦めた。ということで、来週末の集中講義の実習場所探しに行ったが、これに手こずった。どうにか良い場所を見つけられたが、当日、家族連れとかいたら困るな。どうなることか。

そして、先週、急遽、気づいてしまった授業の準備。その一環で食物の天然着色料にはカイガラムシが使われているという話しをするのだが、明太子にも使われていることがあるみたい。今度、近場のスーパーで調べてみよう。

パブリックエネミーズを見た。舞台は世界恐慌時代(1930年代)のアメリカ。ジョニーデップ扮する強者銀行強盗のデリンジャーをFBIのパーヴィス(クリスチャンベイル)が執拗に追いかける、という話し。ギャングが組織化されていて好き放題にやられていたが、FBIは科学捜査に本格的に力を入れ始め、ギャング団を壊滅するのに成功する。実話ということで、ジョーニーデップもスーパーマン的能力は無く、最後はかなりあっさりと射殺される。雰囲気はアンタッチャブル風。公開時は、あまり評判にならなかったけど、個人的には面白かった。ジョーニーデップは特殊メイク者じゃないとヒットしないパターンに落ち入っているが大丈夫だろうか。

宝塚記念はナカヤマフェスタがブエナビスタを差し切って勝ったとか。ん~。ヴィクトワールピサが豊で凱旋門賞に挑戦する方が気になった。

失態

雨が降ったり、止んだりの中、ヒノキ林の調査に行ってきた。調査自体(調査地選び)は順調だったけど、、、ちょっとしたハプニングが。

林内に入って早々、尖った朽木に足が当たってしまい、長靴の先端に穴が空いてしまったことが、ことの始まり。

当然、砂利が入ったりするので、多少、足が痛かったりする。気にするほどでもないので、そのまま作業を終え、大学に戻って論文書きをしていると、時折、足の指の間にチクチクとした痛みが走る。

石でも挟まってるのか?と靴下を脱いでみると、親指の付け根に小さな黒い物体を発見。

足の裏

、、、やってしまった。マダニが噛んでるではないか。

マダニ

人生初の被マダニが足の指の付け根とは。無理矢理とると口器が皮膚に残るので良くないみたい。血を吸い終えると勝手に落ちるらしいが、数日から2週間程度かかるらしい。さすがに嫌だ。

ネットには色々とマダニの取り方が書いてあるが、本当に信じて良いのだろうか。

病院に行くか、自分でとるか、悩む。

トビズムカデが多い

頼まれ仕事×1、締切間近の書類×1、書きで一日が終わった。来週、とある授業があることを思い出してしまった。準備をしなければ。

7月の集中講義では、水生動物を扱うことにした。未知の分野なのでどうなるか全く検討がつかないが、森林の動物ばかりではつまらないので。授業に使える面白いネタが見つかると良いけど。さすがに、少しは勉強しておかないとまずいか。

明日は、久しぶりのヒノキ林調査。と言っても、調査地選びなので、それほど大変ではない、、、設置よりも大変なときもあるけど。

昨夜のカブトムシ調査は不発だった。3時間ほどの調査で、コクワガタ1匹を発見したのみ。時期が早いのか、場所が悪いのか、検討すべき点は多々ある。そして、近場とは言え夜間なので、やはり怪我が怖い。それなりに疲れることも分かったし、車の事故にも気を付けないと。

そして、風呂に入ろうとしたらマダニが左腕を歩いてた。長袖を着てたけど、侵入するだね。学生へ長袖着用の注意を忘れずにせねば、、、と思いつつ、忘れてしまうだろうな。

目的は達成できなかったが、ウサギやヒメボタルなど、色々と面白い動物を見ることができた。夜間の林内はやはり面白い。しかし、一番多く出会ったのは、トビズムカデ?だった。

トビズムカデ

今週末は、宝塚記念なのか。完全に忘れてた(今月は忙しかったな)。なかなか良いメンバーみたい。ブエナビスタが1番人気だろうけど、雨が降ったらロジユニヴァースとか怖そう。武豊はまだ復活できないんだね。昔と比べるとかなり怪我の治りが遅くなった気がする。歳かな。

居眠り運転注意

講義×1、卒論手伝い×3、と、ある意味で平和な一日だった。

手伝った卒論は、中型土壌動物、ダンゴムシ、カブトムシと3者3様で面白かった。他には分子系統やら、群集やらと、多様になりすぎて細かなところまでフォローできなくなりつつある。あとは学生まかせに、、、。カブトムシは8:30頃から夜間調査の予定。ご飯食べた後に動いて大丈夫だろうか。

中型土壌動物は4年生が担当なので、さほど問題なく終了。ダンゴムシは先々週から手探り状態で始めた研究。少し先が見えてきたかも。

カブトムシは今週から本格的な調査を始めたので、完全に手探り状態。カブトムシ調査の途中、田んぼで、ホウネンエビを発見。実は、この動物のことを知らなかった。Wikiによると走光性があるそうなので、夜間調査の時に光を当ててみよう。

水生動物は動き続けるので、観察が楽しい。簡単に飼育できるならば、行動観察に使えるかも。ただ、山に比べて川や海は危険が多いので、小学生をつれていくのは少し怖い。

広葉樹林化

昨日の出前授業のおかげで喉が痛い。

日本森林学会が出版している「森林科学N0.59」で、広葉樹林への誘導の可能性、という特集が組まれていた。

現在、針葉樹人工林を広葉樹林へと誘導する「広葉樹林化」が検討されているそうだ。その理由は、木材生産のための針葉樹人工林から、生物多様性の保全機能や生態系機能(CO2固定とか)としての広葉樹林への転換である。

以前、ヒノキ林の調査を始める前に、「間伐しなくてすむ広葉樹林にする予定はないの」、何て話しをしていたけど、目的は多少、違うけど、同じようなことは既に検討されていた。

しかし、まだ、すぐにやりましょう、とはいかない。と言うのも、そもそも、種多様性がどのようにして維持されているのか不明な点が多々あるので、どうすれば、種が多様な森林を作れるかが分からない。また、広葉樹林化すると生物多様性の保全機能や森林の生態系機能が高まるのか未だに不明である(分かっている部分も多々あるけど)。基礎研究の発展が望まれるところだ。

広葉樹林化の方法は非常に単純で、針葉樹を強度に抜き取り、本来そこに生えていたであろう広葉樹の更新を促す、というもの。当たり前だけど、どうにかして種子が、その場所に供給されなければならず、その点についても今後の課題のようだ。

日本全国にあるスギ・ヒノキの人工林のあり方が問われている。これまでの基礎研究の結果を反映させ、良い方向に進み、その結果、基礎研究の重要性が認識されると良いが。

今年から始めたヒノキ林の研究もその手助けになるようにしなければ。

給食を食べるのが大変

ここ1週間まとわりつかれた出前授業がどうにか終了。

小学生が多少は興味を持ってくれたので、やった甲斐はそれなりにあった。

反省点としては、時間配分が滅茶苦茶だったこと。学生のアドバイス通り、落葉観察+顕微鏡観察のみにしても余裕で時間オーバー。行動実験をする余地はなかった。

土壌動物の個体数密度のクイズ+やることの説明:5~10分
落葉観察+準備:20分(短い。30分あっても良さそう)
落葉の片付け+手荒い:5分
顕微鏡の説明+観察:15分(短い。顕微鏡の数によるが、もう少し必要)
は最低でも必要。ちなみに45分授業。

落葉観察は、嫌がる生徒もいるけど、好きな生徒がそれ以上に多ければ、問題なく進められるみたい。何だかんだで最後は色々と観察していた。ドングリを割って中を探したりと、ナカナカ面白い観察をしている生徒もいた。

顕微鏡観察は小学4年生にはかなりウケが良い。ただ、この時期の4年生は、まだ顕微鏡の使い方を勉強していないので、教員がピント合わせをしなければならない。

今回、生物顕微鏡のランプが切れてしまったので、結局、生物顕微鏡×1、実体顕微鏡×1を準備し、加えて、小学校の実体顕微鏡を1~2台借りた。持参の実体顕微鏡で小型動物の生体、生物顕微鏡で生徒が見たいプレパラート標本、借りた実体顕微鏡には、あらかじめカニムシ(人気があるので)をセットしておき観察を行った。

今日は急遽、私と学生×1名体制になったので、学生には生物顕微鏡に張り付いてもらい、生徒が持ってくるプレパラート標本をひたすらセットするという面倒な役割をやってもらった。昨年の経験から生物顕微鏡に列ができることが分かっていたので、私は実体顕微鏡をセットしたのち、教壇で、シーボルトミミズやサソリなどの標本を見せていた。

列をなくすために、顕微鏡の代わりに、モニターで見せることもできるが、どうだろうか?覗いて見ると行為自体にそれなりに好奇心を抱いている気もする。このあたりは今後の課題。

来月から中学生向けの出前授業風なものが始まる。こちらはどうなることやら。

何だったんだ

何とか月曜日の準備を終えた。

生きている動物を観察することが最大の目的なので、あとは、明日まで生きていることを祈るしかない。

ここ数日は、出前授業の準備で潰れてしまった。今週の講義の準備がまだ終わっていないが、それをする元気はない。

今週は、頼まれ仕事×1、Burの論文を終えなければ。そして、金曜日はヒノキ林の調査に行く予定。

奇形は遺伝

山田緑地の奇形カエルは遺伝ということが判明しているようです。それはそれで不思議だけど。

木登りダンゴムシと奇形カエル

暑い。出前授業用に少しサンプリングしただけで疲れる。でも、ワラジムシ類はかなり個体数密度が高い。来週末は、採集旅行に行きたいところだが。

オカダンゴムシがクスノキの樹皮を登っていた。しかも、かなりの数がいた。ダンゴムシの木登りは雨天時に良く見られるが、今日は雨は降っていない。他に要因があるのかも。調べてみるか?

樹皮のダンゴムシ

今日の毎日新聞のネタ。北九州市のとある公園で片足のないカエルが大量に発見されたらしい。公園は立入り禁止とのこと。化学物質、遺伝異常、卵の段階での寄生虫の影響、などが色々と考えられるそうだ。市としては、山田緑地の例もあるので不安だろう。

足のないカエル

原因が早く解明されると良いが。そして、生物指標の意識も高まると良いけど。

彷徨える

出前授業の内容を手伝いに来てくれる学生に説明、、、するつもりが、私よりも小学生事情に詳しいので、むしろ相談してしまう。

45分授業だと動物の観察で終わるのでは?とのことなので、行動実験はひとまず行わず、観察のボリュームをもう少し増やすことにした。行動実験は一応、準備しておいて、状況次第ということにする。

オオゲジの標本を持ち込みたいが、足がボロボロとれてしまう。悩んだあげく樹脂封入に挑戦、、、どうも、失敗の予感。

オオゲジ


W杯を見てて気づくのが、タトゥーを入れている人が多いこと。しかも、ワンポイントではなく、腕全体。体全体なのかもしれないけど。海外では、特に悪い印象を与えないのだろうか?日本だと温泉入るのも断られるのに。

ダンゴムシにカブトムシ

ナカナカまずい状況になってきた。

しかし、新しい卒論が少しずつ動き始める。

昨日は、ダンゴムシに化粧をし、今日は、カブトムシの調査地を探しにウロウロとしてみる。大学構内を含め3地点ほど候補地を決定したので、来週から本格的に調査を始める。

月曜日の出前授業用にオサムシが欲しいので、一昨日からピットフォールトラップを設置しているが、捕獲できず。数を倍増して狙う。

森林技術コンテスト参加賞なるものを頂く。私は特に何もやっておらず、共同発表者の方のおかげ。この研究がきっかけで、ヒノキ林の調査を行うことになった。久しぶりに、来週、ヒノキ林の調査に行く予定。

参加賞

決断

岡田監督みたいに方向性が決まらない、来週の出前授業。

とりあえず、赤色と青色の選択実験をセロファンで試してみた。

セロファン

、、、赤色に集まっている。青色に集まるのでは?と思い、再度、調べたところ、赤色に集まることが判明。凡例がカラーのグラフを白黒印刷して読んだことによる間違い。

セロファンでも実験できそうなので、来週の出前授業でやってみよう。ただ、これは結果が微妙なので、アルミホイルの明暗実験と併用した方が良さそう。

しかし、なぜ、赤色に集まるのだろうか?名著、土壌動物学(青木,1973)で、土壌動物の光反応について書かれている部分を読んでみると、ミミズは青色光の刺激を強く受けるらしい。ササラダニでは、いくつかの種では正の走光性を示すみたい、、、面白そう。結局、赤色に集まる理由は不明だけど、夜行性動物の観察に赤外線が使われることを考えると、動物は赤色が認識しにくいのかな?

トウモロコシは青色光に向けて芽を伸ばすみたい。一方で、成長の抑制の効果も知られているようで、植物では色々と研究されているようだ。

昼の空が青く見え、夕焼けが赤く見えるのは、昼は青色光が届くことが原因らしいので、ダンゴムシにとっては、青色光は晴天の証なのではないか、と無理矢理、考えてみる。

そして、いい加減、岡田監督並の決断をしなければ、、、ということで、配布資料を作成した。これに加えて、動物のカラー写真入り同定資料も配布する。小学生向けなので漢字にルビをつける。

配布2 配布
訳があって一部、ゴニョゴニョしてます。

日本代表はなんだかんだで勝ったらしい。最後の15分は、日本代表にとって魔の時間帯と呼ばれているそうだけど、私にとっては、ハーフタイムが魔の15分だった。寝てしまった。

ネタ作り

頼まれ仕事×1が終了。

明日と明後日の講義の準備を終えた後、助成金×2のネタを考えつつ、来週の出前授業のネタを考える。

イメージは大体できた。

条件:45分、30名前後、小学校4年生、土壌動物を題材

1.まず、ダニとかトビムシなど、小さな動物を顕微鏡で見る。プレパラート標本の観察と、動きも見せたいので、実体顕微鏡、もしくは、マイクロスコープ+液晶プロジェクター、も使う。(15~20分ぐらい)

2:この間に、シーボルトミミズやオオクワの幼虫も見せる?(欲張りか?)

3:どうしても行動観察をしたいので、ダンゴムシの明暗実験をする。15cmシャーレに15匹のダンゴムシを入れて、半分をアルミ箔で覆う。今日やった感じだと5分ぐらいで大半が暗部に移動する。(10分ぐらい)

4:ダンゴムシの目を虫眼鏡で観察する。多分、見えない。(5分ぐらい)

5:電顕写真で複眼を見せる。オチが弱い?

最初に自己紹介やら何やらあるので、時間的にはこれぐらいで大丈夫か?

不安点:
1.生物顕微鏡は2or3台の予定なので、あぶれる生徒が沢山いるけど、どうする?やはり、シーボルトとか?

3.ダンゴムシが暗いとこに移動するのは当たり前すぎる?少し調べた感じでは、赤色光と青色光をダンゴムシに選択させると青色光に移動するらしい。こっちの方が面白そうだけど、上手くいくだろうか?明日、セロファンで実験をしてみる。糞をすりこんだろ紙に集合させる実験の方が良いか?迷う。

顕微鏡観察から行動観察に入るときの流れをどうする?「どうして土の中にいるのか?」とふって、「暗いところが好きなのか?」と疑問を持たせるか?

結局、Burmoniscusの論文に全く手がつけられず。

梅雨入り?

九州地方は梅雨入りしたとか、しないとか。大学のある宗像市は晴天。

週末で頼まれ仕事×2を終えるつもりだったが、土曜日は、晴天に誘われ卒論用カブトムシ調査地探しをしてしまった。クヌギ林は見つけられなかったが、アプローチしやすい広葉樹林を見つけた。とりあえず、そこで試してみる。

ライトトラップを試してみたいのだが、ネットで調べると皆、発電機を持ち出してやっているみたい。懐中電灯では明るさが足りないのだろうか、、、。

さすがに、(晴天だけど)今日はまずいと思い大学に来た。頼まれ仕事×1が、思ったより面倒で、とりあえず終了したところで、気力も終了。明日、見直して終えてしまいたい。

とうとう、来週に迫った小学生向けの出前授業のネタがまだ確定していない。今週は、まず、これを片付けなければ。そして、来月に大学の集中講義(実験)があるが、できれば海岸の生物を使って行いたいと考えている。こちらも、もう少しネタを練る必要がありそう。

何てことを考えていたら、今週の講義の準備が終わっていないことに気づいてしまった、、、。

放置

再投稿論文を微修正して投稿。受理されると良いが。

頼まれ仕事×2を放置したまま、投稿寸前のBurmoniscusの論文に取りかかる。これは昨年中に投稿するつもりだったけど、半年経った今もまだ投稿していない。あと、引用文献、アブスト、タイトルを残すのみ。良いタイトルが浮かばず悪銭苦闘。悩んだ末、まず、引用文献を終えてしまうことに。論文作成ソフトを持っていないので、地道に手で入力をしていく。雑誌名の短縮などに一苦労。結局、今日一日では終わらなかった。

2週間ぶりのゼミ。4年生2名による卒論紹介。ワラジムシ類の分子系統と群集。両方ともデータは豊富なので、どうにかなるだろう。

明日は自分の仕事は諦めて、頼まれ仕事を終えてしまいたい。

とうとうサッカーWCが始まる。イマイチ盛り上がっていないけど、さすがに、日本戦はスゴい視聴率になるのか?日本が強いのか、弱いのか、は良く分からないけど、外国人選手と明らかに体つきが違うのが気になる。外国人選手はラクビー選手みたいな体格をしてるが。

属が無くなった

11日締切の仕事を提出。英語でちょっとした手紙を書かなければならないのだが、恐ろしく時間がかかってしまった。

頼まれ仕事×2に手を出すべきなのだが、イマイチ、やる気が、、、。ということで、審査から返ってきたままで放置してあった論文の修正に手を出してみる。どうにか終了。明日、見直してから再投稿する予定。

文章書きに疲れ、久しぶりに動物を扱いたくなったので、まず、未処理のワラジムシ(八丈島産)とサソリモドキ(鹿児島産)の標本整理をしてみる。次いで、ワラジムシの解剖をしようかと思ったけど、久しぶりにササラダニを見たくなったので、ササラダニのソーティングを始めてしまう。卒論でササラダニの行動をやりたいが、現実的で、かつ、面白いネタはないだろうか。

ササラダニと言えば、最近、Subiasのササラダニ種リストが更新されていることを知った。ここのSubiasの欄からPDFが団ロードダウンロードできる。

2005年に青木先生と共著で、沖縄の潮間帯から採取された標本に基づき新属Rhizophobatesを設立した。Subiasの最新の種リストでは、この属はThalassozetesのシノニムとして扱われている。形態はかなり違うと思うが、この取扱いについて反論するつもりはない。しかし、種リストでシノニムにすると、その根拠が分からず、色々と面倒である。当然、Rhizophobatesを設立したとき、Thalassozetesと形態が異なることは指摘しているわけで、このシノニムの結果、Thalassozetesがどのような特徴をもつ属なのか、良く分からない。

とある研究グループが潮間帯性ササラダニの大規模な研究を計画しているようなので、そのうち決着がつくだろう。私も加われるという噂だが、、、。

気楽に、気長に

早くも夏バテの症状が。

11日締切の頼まれ仕事を一通り終える。明日、見直して、提出する予定。

再来週に迫った小学生向けの出前授業のネタが、未だに決まらない。最近、動物の行動を扱った授業に興味があり、今回もそれに挑戦したいと考えているが、良いネタが浮かばない。しかも、20~30名で45分という制約もなかなか厄介。もうしばらく悩んでみよう。

今日は、卒業研究の手伝いで草抜きしたり、板を切ったり。どうなるか全く検討がつかないけど、面白そう、というノリで始めた研究。本当にどうなるか分からない。

行動実験

人で実験か

今日は一日中、学生実験ということで、ほとんど何もできず。こうなると、さずがに諦めもつく。

頼まれ仕事が3つ溜まってしまった。1つは11日が締切。もう1つは極力早く。とりあえず、時間を見つけてこの2つを片付けなければ、と思ったが、その前に明日の講義の準備をしなければ、と思い出す。先週のうちにほとんど終わっていたので、見直して終了。頼まれ仕事に復活、と思ったが、飽きてしまい、先日、東京に行ったときに見つけた本を読み始める。

謎解き・人間行動の不思議 (ブルーバックス)謎解き・人間行動の不思議 (ブルーバックス)
(2009/10/21)
北原 義典

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人間の錯覚、記憶、感情、学習、心理、社会行動などについて書かれている。純粋な動物行動学的な内容を期待してたけど、人間の行動研究は心理学と密接に結びついているみたい。

個人的には社会行動が面白かった。とくに、パーソナルスペースは良く理解できる。

6人掛けのベンチ(50cm幅)があり、仮に下図の場所に他人が座っていたら、自分はどこに座るのか?という質問を大学生に出すと、(1)63%、(2)23%、(3)10%で、(4)と(5)は0%だったそうだ。

ピクチャ 1

人間には、対人距離(パーソナルスペース)というのがあり、
親密な関係:45cm以内
個人的関係(日常会話をする程度):45~120cm
社会的関係(知らない人、ビジネス上での対人関係):1.2m~3.6m
公式的関係(講演者と聴衆):3.6m以上
となりというのがあり、上記のベンチの実験結果は、社会的関係を保とうとする行為らしい。この距離は、男性の方が女性よりも大きく、大人の方が子供よりも大きい傾向にあるみたい。これも納得。

さらに、対人距離は自分を中心とした円ではなく、前方の方がその距離が遠いらしい。これもなんとなく分かる。たしかに、1m前に人がいたら耐えられない。

ピクチャ 2

他には、漫才におけるオチの前の話し方や、しっかりとした橋と吊り橋で出会った男女の関係、など、ナカナカ面白いネタもある。完全なお話ではなく、(簡単ではあるが)実際の実験についても触れられているので、その点についても勉強になる。

パーソナルスペースの研究では、男子トイレで隣り合った便器で用を足すと、離れているときに比べて、排尿が遅れることも実験したそうだ。

カブトムシとクワガタの季節か

土日の学会で、本学を卒業生し、他大学に進学した学生が発表してたけど、とても頑張っている様子だった。分類学会で思いっきり生態の話してたけど。

再来週の出前授業でオオクワの蛹を見せようと飼育していた個体のうち、インキュベータで飼育していた個体については、全て成虫になってしまった。

オオクワ

オオクワを見たからと言う訳ではないが、カブトムシの論文を読んでみた。題名で一目瞭然。カブトムシの雄同士の戦いに関する論文。

カブトムシの雄間闘争
本郷儀人(2007)昆虫と自然, 19-22

カブトムシの雄の角は、餌場を独占し、雌を一人占めするために、雄同士で闘争するのに使用される。この闘争に勝つか、負けるか、は、交尾の成功に大きく影響するため、様々な淘汰圧にされされていると考えられる。

しかし、あまりにも有名すぎるのか、未だに多くの不明な点が残っている。この論文では、野外調査を通して、角と体サイズと勝敗の関係を明らかにしている。

1.カブトムシの闘争には3つの段階がある。まず、1)角の突き合わせ(大半はここで勝負有り)、これで勝負がつかないと、続いて、2)取っ組み合い、が始まる。どちらも引かないと最終的には、どちらかが3)投げ飛ばし、で終了となる。

2.角の突き合わせ勝負では、角の大きさが重要であり、取っ組み合い勝負では、角の大きさはあまり関係なく、体サイズの大きい方が勝者となる。

3.つまり、雄同士が出会ったときは、まず、角の大きさが重要となる。

4.そこで、体サイズと角の大きさの関係について考える。当然、体が大きい個体ほど角も大きいが、それらは単純な比例関係ではなく、体が小さいと体サイズ-角の大きさの比例定数は大きく、大きな個体では比例定数は小さくなる。つまり、小さい個体は体よりも角に栄養を配分し、大きな個体は体に栄養を配分していると推測される。

5.カブトムシの体サイズや角の大きさは、幼虫期の栄養状態で決まる。

6.まとめると、栄養状態の悪い、つまり、あまり大きくなれない条件の個体は、(突き合わせで負けないように)体よりも角が大きくなるようにし、栄養状態の良い、つまり、大きくなれる個体は、(取っ組み合いまで行く可能性が高いので)体が大きくなるようにしていることが分かった。

調査は、ひたすら野外でカブトムシの体サイズの測定と闘争行動の観察したらしい。幼虫期の栄養状態で戦略を変えるというは驚きだった。高価な機材を使わなくても面白い研究ができると再認識した。

でも、よく「カブトムシの角には二型がある」と言われるが、本論文の図を見る限り、そのような傾向は見られていない。どうして?

ワラジムシ類の交尾前ガード

Mate-recognition, mate-choice and monopolisation in isopods: an inter-habitat comparison
Henf et al.(2008)Proceedings of the International Symposium of Terrestrial Isopod Biology, 149-159

先日の形態分野の大御所Schmalfussに対して、生態分野のエースZimmerの論文。

海生と陸生の比較から等脚類の交尾前ガードの進化を論じている。実験方法やそれぞれの結果はとても面白く参考になった。しかし、全体的には、イマイチ理解できない。

1.海生等脚類の多くは交尾前ガードをするが、陸生等脚類は基本的に交尾前ガードをしない。

2.目的は、1)♂は同種の♀を遠距離で判断できるか?、2)交尾前ガードは♂♀の体サイズと関係あるか?、3)交尾前ガードは♀の独占と関係あるのか?、もし関係あるとすると、交尾前ガードをしない陸生等脚類の♂は♀の独占をしないのか?

3.方法は、1)は、Y字通路を使った実験、2)は、体サイズの測定、3)は、交尾前ガードをしているカップルに大きな♂を入れる実験、および、(交尾前ガードをしない)陸生等脚類については、繁殖状況(交尾前、育児嚢あり、出産後)別に♀の♂に対する反応を調べる。

4.4種を調べた限りでは、交尾相手を見つけるには、直接、触れるしか方法はない。今回の実験では、♂が♀の触角か口器を噛んで?認識していた。そもそも高密度で生息している動物にとっては、何らかの方法(化学物質)で性別間のコミュニケーションを取る必要はないし、むしろ、そんなことをすると捕食者に狙われる可能性を高める。O. asellusは性別だけでなく、繁殖状況も認識していると推測される。

5.交尾前ガードをするA. aquaticus、I. balthica、L. oceanica、は♀による交尾の拒否(♂から逃げる)は見られない。
 ⇒♂が交尾の主導権を持っているので、♀を独占するにはガードをする必要がある?
 ⇒交尾後ガードも必要では?しているのか?

6.一方、交尾前ガードをしないO. asellusの♀は交尾拒否を普通に行い、とくに、それは繁殖状況と関係がある。たとえば、交尾前の♀は交尾拒否をせず、出産後の♀は半分以上が交尾拒否をする。しかし、♀が交尾拒否をしても♂は交尾することは可能である。したがって、♂が交尾を終えた♀を選ばないと考えられる。
 ⇒メカニズムは不明だけど、この種類は一度♂と交尾をした♀は交尾をしなくなるので、ガードをしなくても♀を独占できる。

7.交尾前ガードするには、♂は♀より大きくなる必要がある。一方、交尾前ガードしない場合は、♂と♀の体サイズは関係ない。等脚類は、♀の体サイズと産卵数の間に正の相関があるので、♂はできるだけ大きな♀と交尾した方が適応度は高い。したがって、交尾前ガードが不要な陸生等脚類の♂はそれほど大きくならないと予測される。調べた4種は、この予測と一致する。

面白い内容だと思うけど、英語力不足(とても読みづらい気がする)と交尾行動の知識不足で、いまいち理解できていない。

気になったところ、

1.交尾前ガードが進化するのは、処女♀確保のためではないのか?もし、処女♀の確保が重要ということは、最初に注入された精子のみ使用するのか?

2.そうではなく、♀の体内で精子競争があるとすると、交尾前だけでなく交尾後ガードもして、完全に♀を独占するのか?

3.いずれにせよ、精子競争の有無を調べる必要があるのでは?

4.O. asellusが再交尾しないのはとても興味がある。しかも、♀が拒否するのではなく、♂の方から興味を示さなくなるらしい。色々な種で調べたら、再交尾した♂が繁殖を成功させる戦略が進化しているかも。

5.♀が貯蔵している精子で産卵をし、後々の産卵、つまり、古い精子を使用した卵は数が少なく、大きさも小さい、というのも面白い。♀は新しい精子が欲しいのか。独占したい♂と交尾したい♀で性的対立が起こっているかも。

参考文献にも面白そうな文献が沢山ある。この分野はかなり面白そうなので、もう少し気合いを入れて勉強する必要がありそう。

卒論で調べている性的二型の結果は、面白い方向に発展してくれそうな気がしてきた。

6月

結局、実験はせず、溜まった仕事終えることに専念。ついでに来週の講義の準備もほぼ終えた。これで週末は安心して学会に参加できる。

明日も何もできそうにない。今週は何もできずに終わるのか、、、。

いつのまにか6月になっていることに気づく。いい加減、出前授業の準備をしないとマズいだろうということで、落葉を採ってきてツルグレンにかけてみる。しかし、未だに方向性は決まっていない。いずれにせよ、プレパラート標本は必要になるだろう、、、ということで。

先日、ダンゴムシ採りに行ったとき、何気なくスギの樹皮を剥がしたら真っ赤なトビムシがいた。樹皮の下にも様々な動物が生息している。

スギ
イボトビ

決定

ここ最近はずっと、土日に講義の準備をしていたけど、この週末は学会に参加していて全く準備ができなかった。ということで、焦りながら明日の講義の準備をする。しかも今週末も学会なので、来週の分も少し進めておく。

準備の合間に、卒論のテーマについて相談。その結果、カブトムシに決定。私にとっては全く未知の世界だけど、面白そうなので、やってみることに。学生の方が詳しそうなので、さらに、体力と運動神経もありそうなので、基本的に任せる方向で進むかと。

そうこうしているうちに、準備に飽きてきたので、散歩ついでに、卒論の予備実験の予備実験の準備をしてみる。これまたどうなるか分からないけど、上手く行けばナカナカ面白くなるハズ。上手く行けば、だけど。

自分?の研究用に新しい実験道具が届いた。使い方を理解するのにかなり時間がかかった。そして、そのままでは使えないことも分かった。しかし、試行錯誤の末、多少手を加えればダンゴムシでも使えるだろうと期待を持ったところで、いい加減、準備に戻る。

色々と溜まった仕事はあるが、最近は発表と講義の準備ばかりで実験をほとんどしていない。明日は、全てを投げ捨てて実験をしたいところだが、、、そんな勇気あるか?
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