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責任

今日は、メール書きで時間を使ってしまった。

昨年度の卒論発表会の総評で、とある先生が「予定通りにデータを集められないのは学生の責任、その結果がつまらないのは教員の責任」と、的を得たことを言っていた。

結果が面白いのか不安なってきたので、少しササラダニを観察してみることに。久しぶりの種同定なので、しばらくの間、全く進まなかった。やっとリハビリが終わった感じ。まあまあ面白いかな、、、。

格安品のデジタルマイクロスコープで直接、プレパラートを撮影してみたけど、なかなかよく見える。ピントがずれているのは、手で持って作業をしたから、固定すれば問題ない。

her.jpg
ササラダニの中では大型のHermannia kanoi。

熊本でワラジムシと一緒に吸虫管で吸ってしまった、赤色ジムカデも撮影してみる。アルコールに浸けたわけではなく、自然状態でこの色。大学構内でも見つけられるので、普通種なんでしょう。

ジムカデ
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属が無くなった

11日締切の仕事を提出。英語でちょっとした手紙を書かなければならないのだが、恐ろしく時間がかかってしまった。

頼まれ仕事×2に手を出すべきなのだが、イマイチ、やる気が、、、。ということで、審査から返ってきたままで放置してあった論文の修正に手を出してみる。どうにか終了。明日、見直してから再投稿する予定。

文章書きに疲れ、久しぶりに動物を扱いたくなったので、まず、未処理のワラジムシ(八丈島産)とサソリモドキ(鹿児島産)の標本整理をしてみる。次いで、ワラジムシの解剖をしようかと思ったけど、久しぶりにササラダニを見たくなったので、ササラダニのソーティングを始めてしまう。卒論でササラダニの行動をやりたいが、現実的で、かつ、面白いネタはないだろうか。

ササラダニと言えば、最近、Subiasのササラダニ種リストが更新されていることを知った。ここのSubiasの欄からPDFが団ロードダウンロードできる。

2005年に青木先生と共著で、沖縄の潮間帯から採取された標本に基づき新属Rhizophobatesを設立した。Subiasの最新の種リストでは、この属はThalassozetesのシノニムとして扱われている。形態はかなり違うと思うが、この取扱いについて反論するつもりはない。しかし、種リストでシノニムにすると、その根拠が分からず、色々と面倒である。当然、Rhizophobatesを設立したとき、Thalassozetesと形態が異なることは指摘しているわけで、このシノニムの結果、Thalassozetesがどのような特徴をもつ属なのか、良く分からない。

とある研究グループが潮間帯性ササラダニの大規模な研究を計画しているようなので、そのうち決着がつくだろう。私も加われるという噂だが、、、。

面白い

102本をシークエンスに出した。4月中には結果が帰ってくるだろ。

某研究室に新しく設置された走査型電子顕微鏡を使わせてもらったが、かなり面白い。

Truncopes moderatus
この種が、

胴感毛
脚
こんな風に見える。

上の写真は胴感毛と言って、ササラダニには必ず1対生えており、種分類の重要な表徴となっている。下の写真は脚で、本種は先端に3本爪が生えている。大学院のとき、ひたすらダニの爪の数を数え、土壌には1本爪が多く、3本爪の種は樹上環境に多い、という発見をした。3本爪だと落下しにくいのではないかと考えている。

小さなササラダニ

卒論の手伝いでオカダンゴムシ採りをしたが、前回の採集と比べるとかなり個体数が多く感じた。大型の個体が明らかに多くなっているので、そろそろ繁殖期なんだろう。

引き続きササラダニのDNA抽出を試みている。今回は小さめの種類からの抽出を試みたが、証拠標本の回収に悪戦苦闘した。結局、2/12は未回収となった。貴重な標本を扱うことは、まだ、できそうにない。

また、小型の種の場合だと、一部を破損したつもりでも、かなりの広範囲になってしまう(当たり前だけど)。さらに、片側の脚を除去するとプレパラート標本を作製する際に、斜めになりやすいことも判明(大型がとくに?)。まだまだ、改善点は多くある。

Suctobelbidae.jpg
Suctobelbidaeの一種。

入学式

今日は、大学の入学式だった。下っ端の私には講演をする機会などないのだが、1年生に大学の決まり事を教えるという、ある意味ではかなり重要な仕事を受け持ってしまった。ここ数日は、その勉強で終わった。

年度末の悪あがきで挑戦していたササラダニとダンゴムシのシークエンスは、だいたいキレイに読めていた。このプロトコルで問題ないだろう。どうにか5月の学会で発表したいところだけど、どうかな。

Peloribates sp
Peloribates sp_2
Peloribates sp.前回の実験の時は背毛がほとんど抜けてしまったが、今回は無事だった。どうして?この毛の長さが種同定に重要。

Trichogalumna nipponica
Trichogalumna nipponica。単為生殖の普通種。写真は腹面から撮影したもの。左側の翼部分を除去してDNA抽出を行った。

卵
Zygoribatula truncata?の後体部。透明の楕円形の物質は卵。奥にぼんやりと見える2つの円形は生殖門と肛門で、これらの門よりも明らかに大きい卵がどのように出てくるのかは良く分かっていない。
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